し‐りょく【死力】
死んでもいいという覚悟で出す力。ありったけの力。必死の力。「—を尽くす」
し‐れい【死霊】
「しりょう(死霊)」に同じ。 [補説]書名別項。→死霊
しれい【死霊】
埴谷雄高による長編の思想小説。昭和21年(1946)、雑誌「近代文学」1月号に初掲載。以後、同誌で第4章までを断続的に発表したが、昭和24年(1949)以降、一時中断。昭和50年(1975)、雑...
しれい‐すうはい【死霊崇拝】
死者の霊に対する恐怖や畏怖の念。また、それに基づいて行われる儀礼・祭祀(さいし)。
死(し)を決(けっ)・する
死ぬ覚悟を決める。「—・して戦いに臨む」
死(し)を賜(たまわ)・る
主君から死ぬことを命じられる。死罪になる。
死(し)を賭(と)・す
死ぬことを覚悟して物事にあたる。命がけで物事を行う。「—・して主君をいさめる」
死(し)を視(み)ること帰(き)するが如(ごと)し
《「大戴礼」曽子制言上から》死ぬことを、家に帰ることと同じように思う。死に臨んで、恐れないようすをいう。
しんだおとこ【死んだ男】
詩人、鮎川信夫の代表作。昭和22年(1947)発表。
死(し)んだ子(こ)の年(とし)を数(かぞ)える
言ったところでどうにもならない過去のことを後悔することのたとえ。