し‐か【死火】
1 仏語。死を、すべてを焼き尽くす火にたとえた語。 2 全く消えてしまった火。
し‐かい【死海】
《Dead Sea》ヨルダンとイスラエルとの国境にある塩湖。面積約1020平方キロ。水面が海面下397メートルにあり、世界で最も低い。流出河川はないため塩分濃度が高く、生物はほとんど生存しない。...
し‐かい【死灰】
火の気がなくなり冷たくなった灰。また、生気のないもののたとえ。「頭(こうべ)を垂れて、—の如く控えたから」〈鏡花・高野聖〉
死灰(しかい)復(また)燃(も)ゆ
《「史記」韓長孺伝から》勢いを失ったものが、再び盛んになる。一度収まったかにみえた事柄が再燃する。
しかい‐もんじょ【死海文書】
《「しかいぶんしょ」とも》1947年以来、死海西岸の遺跡クムランとその付近で発見された、ヘブライ語およびアラム語の文書の総称。その多くはユダヤ教の一派クムラン教団に関係ある写本類で、旧約聖書のほ...
し‐かく【死角】
1 銃砲の射程距離中にありながら、障害物や銃砲の構造上の理由などのため、射撃できない範囲。 2 ある角度からはどうしても見えない範囲。「バックミラーの—に入る」 3 身近にありながら、気がつかな...
しかげいじゅつか【死か芸術か】
若山牧水の第5歌集。大正元年(1912)刊行。当時の作者の生活上の鬱屈を反映した破調の歌が見られる。
し‐かざん【死火山】
火山ではあるが、有史時代以後噴火の記録がない山。月山(がっさん)・大山(だいせん)など。近年この語は用いなくなった。→活火山 →休火山
し‐かじゅう【死荷重】
静荷重のこと。⇔活荷重。
し‐かつ【死活】
死ぬことと生きること。死ぬか生きるかということ。「—にかかわる問題」