ざん‐さい【残債】
住宅ローンなどの借入金のうち、まだ返済していない金額。
ざん‐さい【残滓】
「ざんし(残滓)」の慣用読み。
ざんざん‐じょうすい【残山剰水】
1 戦乱のあとに残された山水。 2 山水画の一様式。自然の一角を小さく描き、画面に大きな余白を残して詩的情趣を表すもの。南宋の馬遠一派に始まる。馬一角(ばいっかく)。
ざん‐し【残滓】
《慣用読みで「ざんさい」とも》残りかす。「封建思想の—」
ざん‐しつ【残疾】
律令制で規定された身体障害・疾病者。廃疾・篤疾より程度の軽い病気や故障のある者。一目盲・両耳聾など。正丁の年齢でも老丁と同じに扱われた。
ざん‐しゅう【残秋】
秋の末。なごりの秋。晩秋。
ざん‐しゅん【残春】
残り少なくなった春。春のなごり。春の末。
ざん‐しょ【残暑】
立秋を過ぎてもなお残る暑さ。《季 秋》「草の戸の—といふもきのふけふ/虚子」
ざん‐しょう【残照】
日が沈んでからも雲などに照り映えて残っている光。夕日の光。残光。 [補説]作品名別項。→残照
ざんしょう【残照】
日本画家、東山魁夷の作品。昭和22年(1947)、第3回日展に出品して特選を受賞。東山の出世作となった。東京国立近代美術館蔵。