こうもん‐の‐かい【鴻門の会】
中国、秦末の前206年、漢の劉邦(りゅうほう)と楚の項羽(こうう)とが鴻門で行った会見。項羽の臣の范増(はんぞう)が劉邦を殺害しようとしたが、劉邦は張良・樊噲(はんかい)らの計で逃れた。
こくさい‐けいじさいばんしょ【国際刑事裁判所】
ジェノサイド(集団殺害犯罪)、人道に対する犯罪、戦争犯罪、侵略犯罪を犯した個人を訴追・処罰するための常設の国際裁判所。1998年に採択、2002年に発効した「国際刑事裁判所に関するローマ規程」に...
こくさい‐しほうさいばんしょ【国際司法裁判所】
国際連合の主要な司法機関。総会および安全保障理事会で選出される15名の裁判官で構成される。国際連盟の常設国際司法裁判所の後身で、国際間の法的紛争を裁判するほか、法律問題について勧告的意見を与える...
コシャマイン‐の‐たたかい【コシャマインの戦い】
康正3年(1457)、北海道渡島半島で、首長コシャマインに率いられたアイヌ諸部族が和人の圧迫に対して起こした戦い。和人によるアイヌ少年殺害を機に蜂起、多くの和人の館を占領したが、まもなく鎮圧され...
こっきょうなき‐きしゃだん【国境なき記者団】
ジャーナリストによる国際NGO。言論・報道の自由の擁護を目的として1985年に設立。本部はパリ。弾圧・殺害されたジャーナリストの救出や家族への支援などを行う。RSF(Reporters Sans...
ごじいんがはら‐の‐あだうち【護持院ヶ原の仇討】
弘化3年(1846)江戸神田護持院ヶ原で、幕臣井上伝兵衛・松山藩士熊倉伝之丞兄弟を殺害した本庄辰輔(茂平次)を、伝兵衛の剣術の弟子小松典膳と伝之丞の子伝十郎とが討ち果たした事件。
さつ【殺】
[音]サツ(漢) サイ(漢) セツ(呉) [訓]ころす そぐ [学習漢字]5年 〈サツ〉 1 ころす。「殺意・殺害・殺菌・殺人/圧殺・暗殺・活殺・虐殺・自殺・銃殺」 2 そぎとる。なくす。「殺...
シャクシャイン‐の‐たたかい【シャクシャインの戦い】
寛文9年(1669)松前氏の収奪に対して、アイヌの首長シャクシャインが全蝦夷(えぞ)地のアイヌを糾合して起こした蜂起。和議の席上シャクシャインは殺害され、アイヌ側の敗北に終わった。
シャバール【Savar】
バングラデシュ中部の町。首都ダッカの北西約20キロメートルに位置する。1971年、パキスタンからの独立戦争時に殺害された多くのバングラデシュ人が埋葬された地であり、高さ約50メートルのコンクリー...
しゅぜん‐じ【修禅寺】
静岡県伊豆市にある曹洞宗の寺。山号は肖廬(しょうろ)山。延暦年間(782〜806)空海の弟子杲隣(こうりん)の創建と伝える。鎌倉時代に真言宗から臨済宗となり、戦国時代、北条早雲によって隆渓繁紹が...