ねん‐かん【年官】
年給の一。平安時代以降、天皇・上皇・三后(さんこう)・東宮・親王・公卿などの所得とするために、毎年の除目(じもく)に際して、一定数の任官希望者を募って推薦させ、名目だけの地方官や京官を任命して、...
ねん‐がけ【年掛(け)】
掛け金の方法の一。毎年一定の金額を掛けるもの。→日掛け →月掛け
ねん‐き【年忌】
死後、毎年巡りくる祥月命日(しょうつきめいにち)。また、その日に行う法要。その数をかぞえるのにも用いる。回忌。年回。「—を営む」「亡父の七—」
ねん‐きん【年金】
終身または一定期間にわたり、毎年定期的に一定の金額を給付する制度のもとで、支給される金銭。また、老齢・障害・死亡などを保険事故とし、被保険者や遺族の生活保障を目的とする年金保険制度のこと。国民年...
ねんきん‐ていきびん【ねんきん定期便/年金定期便】
公的年金の加入記録を本人が確認するために、現役世代(保険料を負担する世代)の加入者全員に送付される通知書。加入者の誕生月に毎年送付される。平成21年(2009)4月に社会保険庁が送付を開始。現在...
ねんきん‐ほけん【年金保険】
1 保険金を年金として、終身または一定期間、毎年一定額の支払いを約する個人年金の一種。被保険者の生死にかかわらず一定期間支払われる確定年金、ある時期から死亡するまで支払われる終身年金、事前に定め...
ねん‐ぎょう【年行】
山伏などが毎年行う修行。「われ—の劫を積める」〈謡・野守〉
ねん‐しゃく【年爵】
年給の一。平安時代以降、上皇・三后(さんこう)・東宮・親王などの所得とするために、毎年一定数の叙爵希望者を募って推薦させ、名目だけの従五位下に叙して、叙任された者にその叙料を納めさせた制度。
ねん‐じ【年次】
1 1年ごと。毎年。「—予算」「—計画」 2 年の順序。「卒業—」
ねん‐ぜい【年税】
毎年納める租税。