こしもと‐ひさし【腰本寿】
[1894〜1935]野球選手・監督。ハワイの生まれ。慶大の内野手として活躍後、大阪毎日新聞社に入社し、大毎球団の主将となる。大正15年(1926)母校の慶大監督に就任。黄金時代を築いた。
こと【古都】
川端康成の小説。昭和37年(1962)刊行。京都を舞台に、生き別れになった双子の運命を描く。昭和38年(1963)、中村登監督により映画化され、第18回毎日映画コンクール撮影賞受賞。
事(こと)を欠(か)・く
1 必要な物がなくて不自由する。不足する。「毎日食べる物にも—・いている」 2 ほかに適当なことがあるはずなのに、よりによってこんなことをする、という非難の気持ちを込めていう言葉。「言うに—・い...
ご‐しょうせい【呉昌征】
[1916〜1987]プロ野球選手。台湾の生まれ。旧名、呉波(ごは)。のち日本に帰化、石井昌征(まさゆき)と改名。昭和12年(1937)巨人に入団。阪神・毎日(千葉ロッテの前身)にも在籍し、20...
ごじゅういちばんめのざぼん【五十一番目のザボン】
与田凖一による長編児童文学作品。小学校の校舎建設のために片側の枝を切られたザボンの木の実と子供たちの物語。「毎日小学生新聞」に昭和26年(1951)1月から4月にかけて連載されたのち、単行本刊行。
ごろ‐つ・く
[動カ五(四)] 1 ごろごろと音をさせる。「遠くで雷が—・きだした」 2 ごろごろと転がる。また、物がごろごろしている。「この道は石が—・いて歩きにくい」 3 一定の住所、職業もなくぶらぶらし...
さいかくいちだいおんな【西鶴一代女】
溝口健二監督による映画の題名。昭和27年(1952)公開。井原西鶴の浮世草子「好色一代女」を翻案したもの。出演、田中絹代、三船敏郎ほか。ベネチア国際映画祭銀獅子賞、第7回毎日映画コンクール音楽賞受賞。
さん‐せい【三省】
《「論語」学而の「吾日に吾が身を三省す。人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝えしかと」から》毎日三度反省すること。1日に何度も自分の言行をふりかえってみて、過失の...
さんとうじゅうやく【三等重役】
源氏鶏太の長編小説。昭和26年(1951)から昭和27年(1952)にかけて「サンデー毎日」誌に連載。「三等重役」は流行語となった。昭和27年(1952)春原政久監督により映画化。
さんびゃくろくじゅうご‐にち【三百六十五日】
1 一年。一年間。一年の日々。「—を日記に記録する」 2 (副詞的に用いて)一年中。まる一年。また、毎日。「—休まず働いている」