けつまくか‐しゅっけつ【結膜下出血】
結膜の毛細血管が破れて内出血した状態。白目の部分が赤くなる。外傷や急性結膜炎、くしゃみや咳などが原因で起こる。動脈硬化・高血圧・糖尿病・貧血・白血病などの全身疾患に伴って起こる場合もある。出血は...
さい‐じょうみゃく【細静脈】
毛細血管が集まって静脈になる手前に形成される細い血管。→細動脈
さい‐どうみゃく【細動脈】
動脈が毛細血管に分かれる手前に形成される細い血管。→細静脈
さいぼう‐シート【細胞シート】
患者自身の組織から採取した細胞を培養し、シート状にしたもの。シートの細胞から分泌されたサイトカインが、毛細血管や骨の形成を促進し、弱った細胞の活性化を図る。また、自身の細胞のため、拒否反応が起こ...
しきゅう‐たい【糸球体】
腎臓の腎小体の糸球体嚢(のう)の中にある、毛細血管などが集まった糸玉状の塊。毛細血管から血液中の不用な水分・塩分・糖などが糸球体嚢内に濾過(ろか)され、尿のもとがつくられる。
シャント【shunt】
1 回路の中の二点を導線でつないで作った回路。もとの回路(主路)から分岐して並列に設けられた回路。分路。 2 動脈と静脈が毛細血管を介さず直接つながっていること。また、その部位。あるいは、病気を...
しゅ‐さ【酒皶/酒皻】
鼻が赤くなる病的状態。毛細血管が拡張して赤くみえる赤鼻程度のものから、紅色の丘疹(きゅうしん)や膿疱(のうほう)が毛穴にできる酒皶性痤瘡(ざそう)、さらにこぶのようにはれた鼻瘤腫(びりゅうしゅ)...
しんけい‐こうさいぼう【神経膠細胞】
脳・脊髄の神経細胞の間を埋めて結合・支持の役をし、毛細血管との間を結んで栄養供給や物質代謝に関与する細胞。グリア細胞。膠細胞。
じょう‐みゃく【静脈】
末梢の毛細血管網から血液を心臓に向けて送る血管。小・中静脈を経て上下の大静脈となり、心臓に戻る。動脈に比べて壁が薄く、中静脈以降には弁があって逆流を防ぐ。→動脈
じょうみゃく‐けい【静脈系】
毛細血管から出た血液を心臓に還流させる血管系。