お‐いえ【御家】
1 貴人・主君などの家の敬称。また、他人の家の敬称。「—の一大事」 2 主婦の居間。また、畳を敷いた部屋。座敷。「母者人、女房ども…—の真中、どっかと坐れば」〈浄・忠臣蔵〉 3 上方で、良家の妻...
おい‐かけ【老懸/緌】
武官の正装の冠につけて顔の左右を覆う飾り。馬の尾の毛で扇形に作ったものを掛緒(かけお)でつける。冠(こうぶり)の緒。ほおすけ。
オイルド‐セーター【oiled sweater】
脱脂されていない毛糸で編まれたセーターのこと。防水性・保温性に富む。もとは、漁師たちの労働着。
おうしょく‐しょくぶつ【黄色植物】
藻類の一群。淡水に多いが、海産もあり、黄緑色や金褐色をし、単細胞、あるいは群体をなす。不等毛類・黄色鞭毛藻(べんもうそう)類・珪藻(けいそう)類に分けられ、またその多くを褐色植物に含めることもあ...
おう‐せん【黄癬】
黄癬菌という真菌の感染によって起こる皮膚病。栄養不良の小児の頭の毛根周囲に小さな膿疱(のうほう)ができて毛が抜ける。
おうみ‐ぎゅう【近江牛】
滋賀県内で飼育された黒毛和牛で、一定の基準に適合したもの。銘柄牛の一。松阪牛などと並んで日本三大和牛に数えられる。おうみうし。
おお‐ありくい【大蟻食】
アリクイ科の一種。南アメリカに分布し、体長1〜1.2メートル、尾長65〜90センチ。体色は黒灰色。尾に長い総(ふさ)状の粗毛がある。長い舌でシロアリなどを食べる。
おお‐あれちのぎく【大荒地野菊】
キク科の一・二年草。荒地に群生し、高さ約1メートル。全体に白い柔らかい毛がある。茎の上半分で枝分かれし、夏、白い小花を多数つける。アジア南部の原産で、大正年間に日本に帰化。
おお‐がしら【大頭】
1 旗ざおの先に飾る、黒毛の牛馬の尾や墨染めの苧(お)を束ねて垂らしたもの。即位・禊(みそぎ)などの儀式に使用。おにがしら。大纛(たいとう)。 2 ある集団の全体を統率する長。→小頭(こがしら)...
おお‐けたで【大毛蓼/葒草】
タデ科の一年草。高さ約2メートル。全体に毛が密生し、葉は大きく、卵形。秋、淡紅色の米粒大の小花の密生した穂が垂れる。アジアの原産で、古く日本に渡来。ハブテコブラ。いぬたで。《季 秋》