しゅうかい‐じょうれい【集会条例】
明治13年(1880)政府が自由民権運動を弾圧するために制定した法令。集会・結社を厳しく規制したもので、のち、「集会及政社法」、さらに「治安警察法」に引き継がれた。
ジェー‐エー‐シー‐エル【JACL】
《Japanese American Citizens League》日系アメリカ人市民連盟。1929年、アジア人排斥の風潮に抗して設立。日米戦争中も活動は続け、1960年代には少数民族派の市民...
じゅうろくばんがい‐バプテストきょうかい【十六番街バプテスト教会】
《16th Street Baptist Church》米国アラバマ州中北部の都市バーミンガムにある教会。1963年、黒人排斥を目的とした秘密結社クークラックスクランが爆弾を仕掛け、4人の黒人の...
じゆうのり【自由之理】
J=S=ミルの「On Liberty」の訳書。中村正直訳。明治5年(1872)刊。当時の自由民権運動に影響を及ぼした。
じゆうみんけん‐しそう【自由民権思想】
⇒自由民権論
じゆうみんけん‐ろん【自由民権論】
人間は本来自由であり、平等に政治に参加する権利を持っているとする政治思想。自由民権運動の理論的支柱となった。イギリスの功利主義、フランスの民権思想などの影響が大きい。自由民権思想。
スニック【SNCC】
《Student Nonviolent Coordinating Committee》学生非暴力調整委員会。1960年、反戦・反差別をスローガンとして結成された黒人学生を主体とした米国の公民権運...
せい‐しゅつ【生出】
[名](スル)生まれ出ること。また、生み出すこと。「世の民権家の為に不利益なる結果を—したでは無いか」〈鉄腸・雪中梅〉
せいじ‐しょうせつ【政治小説】
政治思想の啓蒙(けいもう)・宣伝を目的とする小説。日本では、特に明治10年代に自由民権運動に伴って生まれた作品をさす。矢野竜渓「経国美談」、東海散士「佳人之奇遇」、末広鉄腸「雪中梅」など。
セルマ【Selma】
米国アラバマ州中部の町。公民権運動において、州都モントゴメリーに向けたキング牧師らによるデモ行進が行われた場所。