うじ【氏】
[名] 1 その家に代々引き継がれる、家の名。家系の名称。姓。 2 家柄。家系。 3 古代社会における同族集団。氏の上(かみ)と氏人を主な構成要員とし、部民(べみん)や奴婢(ぬひ)を隷属させる...
うじしゅういものがたり【宇治拾遺物語】
鎌倉初期の説話集。15巻。編者未詳。建保年間(1213〜1219)の成立か。貴族説話・仏教説話・民間説話など197話を収める。仏教的色彩が濃い。
うじ‐びと【氏人】
古代、氏の上(かみ)に率いられる氏の構成員。氏の上のもとに氏神を祭り、部民(べみん)などを配下に置いて農業に従い、戦時には兵士として戦った。うじうど。うじんど。
うす‐うた【臼歌】
民謡で、臼をひきながら、また、つきながらうたう仕事歌。臼挽(ひ)き歌。臼搗(つ)き歌。臼摺(す)り歌。
うすだいこ‐おどり【臼太鼓踊(り)】
九州・沖縄地方の民俗舞踊。雨乞い踊りや盆踊りとして、歌・鉦(かね)・笛を伴奏に、若者が胸につけた臼形の大きな太鼓を打ちながら踊る。うすだいこ。
うすつき‐うた【臼搗き歌】
民謡で、臼をつきながらうたう仕事歌。→臼歌
うすひき‐うた【臼挽き歌】
民謡で、臼をひきながらうたう仕事歌。→臼歌
ウズベク‐ぞく【ウズベク族】
西トルキスタンに住むチュルク系の民族。ウズベキスタン共和国を構成する基本民族で、カザフスタン・タジキスタンの両共和国にも住んでいる。イスラム教を信仰する。
うそん【烏孫】
中国漢代から南北朝期にかけて、天山山脈の北方に住んでいたトルコ系とみられる遊牧民族。はじめ匈奴(きょうど)に服していたが、漢が張騫(ちょうけん)を派遣してのちは漢の西域進出に協力。5世紀初頭、モ...
うた【歌/唄】
1 拍子と節をつけて歌う言葉の総称。また、それを歌うこと。神楽歌・催馬楽(さいばら)・今様(いまよう)から、現今の唱歌・民謡・歌謡曲などまで種類が多い。 2 一定の音節数によって語の調子を整えた...