うち‐と・ける【打(ち)解ける】
[動カ下一][文]うちと・く[カ下二] 1 警戒心がなくなり、隔てなく親しむ。気を許す。「初対面の相手と—・ける」 2 気楽にくつろぐ。「家庭的な—・けた集まり」 3 油断する。「誰とか知らむと...
心(こころ)を許(ゆる)・す
気を許す。また、うちとける。「彼に—・したのがまちがいだった」「互いに—・した間柄」
七人(しちにん)の子(こ)は生(な)すとも女(おんな)に心許(こころゆる)すな
《「詩経」邶風・凱風から》七人の子をもうけるほど長年連れ添った妻にも、気を許して大事な秘密を打ち明けてはいけない。女には気を許すなということ。
手(て)が入(はい)れば足(あし)も入(はい)る
一度気を許すと次々につけ込まれることのたとえ。また、だんだん深入りすることのたとえ。
肌(はだ)を許(ゆる)・す
1 女が男に身をまかせる。「気安く—・す」 2 信用する。気を許す。「さうとは知らいで今まで—・して」〈伎・幼稚子敵討〉