さくらがり【桜狩】
箏曲(そうきょく)。文化年間(1804〜1818)ごろに山田検校が作曲。越前家の姫君の作詞という。花見の情景を表現したもの。
長唄。安政年間(1854〜1860)に2世芳村孝次郎または10世...
ささ・ける
[動カ下一][文]ささ・く[カ下二]「ささくれる」に同じ。「気分が—・ける」
さ・す【差す/指す】
[動サ五(四)] 1 (差す) ㋐(「射す」とも書く)まっすぐに光が照り入る。光が当たる。「西日が—・す」 ㋑潮が満ちてくる。また、水が増して入り込む。しみ込む。「潮が—・す」「氾濫した川の水が...
さば‐さば
[副](スル) 1 気分がすっきりするさま。さわやかになるさま。「みんな焼けてしまって、かえって—(と)した」 2 物事にこだわらず、あっさりしているさま。さばけているさま。「—した性格」
さわ‐さわ【爽爽】
[副]《歴史的仮名遣いは「さわさわ」とも》 1 風が木立の葉をそよがせながら、さわやかに吹くさま。「秋風が—(と)吹く」 2 気分がさっぱりしているさま。さわやかに。「御心地、—となりて」〈宇治...
さわ‐やか【爽やか】
[形動][文][ナリ]《歴史的仮名遣いは「さわやか」とも》 1 気分が晴れ晴れとして快いさま。さっぱりとして気持ちがよいさま。「朝の—な空気」「—な人柄」《季 秋》「—に日のさしそむる山路かな/...
さわ‐や・ぐ【爽やぐ】
《歴史的仮名遣いは「さわやぐ」とも》 [動ガ四]さわやかになる。気分が晴れやかになる。「やうやう御心地—・がせ給ひて」〈狭衣・二〉
[動ガ下二]気分を晴れやかにする。「いましばし—・げて、わ...
さんご‐うつ【産後鬱】
産後、数週間から数か月続く鬱病。気分が落ち込む、不安になる、眠れないなどの状態が続き、気力がなくなり、集中力や思考力が低下する。マタニティーブルーは数日から数週間程度で自然に消失するが、長引く場...
し‐きょう【詩興】
詩を作りたいと思う気分。また、詩を読んで感じる趣。詩情。「—がわく」
し‐じょう【詩情】
1 詩にみられるような趣。詩的な情景。「—あふれる夏の高原」 2 詩に表現されている気分。詩のおもしろみ。「—を解する」 3 詩を作りたくなるような気持ち。「—をそそる」