先(さき)に立(た)・つ
1 先頭になる。物事を率先して行う。「市民運動の—・って活動する」 2 他のことに優先して、その状態や気持ちになる。「怒りよりも悲しみが—・つ」 3 まっさきに必要である。「どんな時でも—・つも...
さき‐ばしり【先走り】
[名](スル) 1 先に立って走ること。他に先んじて物事をすること。「企画だけが—する」「気持ちだけが—する」 2 先のことを独り決めして、他人より先に行動すること。「気を回して—する」 3 野...
さぐり【探り】
1 相手の気持ち・事情・ようすなどをそれとなくうかがうこと。また、その人。 2 印判の胴の部分で、押印するときに人差し指を添えるくぼみ。 3 弓弦の、矢筈(やはず)をかける部分。定(じょう)。 ...
さぐり‐あい【探り合い】
1 互いに相手の気持ちや意図などを知ろうとすること。「交渉は腹の—になった」 2 歌舞伎で、暗がりの中を無言で相手を探し合う動作。
さ‐こそ【然こそ】
[副] 1 (あとに推量を表す語を伴って)そのことが十分に推察できるさま。さぞや。さぞかし。「遺族の気持ちは—と察せられる」 2 そのように。「—大人びさせ給へど、いときなき御齢(よはひ)におは...
さ・す【差す/指す】
[動サ五(四)] 1 (差す) ㋐(「射す」とも書く)まっすぐに光が照り入る。光が当たる。「西日が—・す」 ㋑潮が満ちてくる。また、水が増して入り込む。しみ込む。「潮が—・す」「氾濫した川の水が...
さそ・う【誘う】
[動ワ五(ハ四)] 1 一緒に行動するようにすすめる。また、連れ出す。「ボランティア活動に—・う」「ドライブに—・う」 2 そのことが原因となって、ある気持ちを引き起こさせる。促す。「涙を—・う...
さっ・する【察する】
[動サ変][文]さっ・す[サ変] 1 物事の事情などをおしはかってそれと知る。推察する。「気配を—・する」「—・するところ何か隠しているだろう」 2 他人の気持ちをおしはかって同情する。おもいや...
さっぱり
[副](スル) 1 不快感やわだかまりなどが消えて気持ちのよいさま。すっきり。「入浴して—(と)する」「思う存分泣いたので—した」 2 いやみのないさま。また、しつこくないさま。あっさり。「—...
さとびと‐ごこち【里人心地】
田舎びて、卑しい気持ち。さとびごこち。さとびごころ。「見知らぬ—には、かかる人こそは世におはしましけれと、驚かるるまでぞまもり参らする」〈枕・一八四〉