さん‐か【賛歌/讃歌】
1 ほめたたえる気持ちを表す歌。「青春の—」 2 信仰対象を賛美する歌詞・歌曲。古代インドのリグベーダ、キリスト教の賛美歌、仏教の声明(しょうみょう)や和讃などがある。 [補説]作品名別項。→讃歌
さん‐さい【山妻】
田舎育ちの妻という気持ちで、自分の妻をへりくだっていう語。愚妻。荊妻(けいさい)。
さんしゅう‐の‐おもい【三秋の思い】
《「詩経」王風・采葛の「一日見(あ)わざれば三秋の如し」から》1日会わないと3年間も会わないでいるような思いがすること。待ちこがれる気持ちを表す。一日千秋の思い。
さんず‐の‐やみ【三途の闇】
仏語。生前の悪業(あくごう)に応じて死者が苦悩を受けなくてはならない、三つの暗い境遇。三悪道。また、そこへ行く不安な気持ちのたとえ。
ざいあく‐かん【罪悪感】
罪をおかした、悪いことをしたと思う気持ち。「—に責められる」
ざ‐いん【座隠/坐隠】
《「世説新語」巧芸の「王中郎、囲碁(いご)を以て坐隠とす」から》碁を打つこと。囲碁は座したまま隠遁できるという気持ちでいう。
ざつ‐ねん【雑念】
気持ちの集中を妨げるいろいろな思い。「—がわく」「—を追い払う」
しき
[副助](指示代名詞「これ」「それ」「あれ」に付いて)程度を表すが、軽視する気持ちが加わる。たかが…くらい。「これ—の寒さで弱音を吐くな」「あれ—の力では何もできない」 [補説]名詞「しき(式)...
しぐれ‐ごこち【時雨心地】
1 時雨の降りそうな空模様。 2 涙の出そうな気持ち。「大空は曇らざりけり神無月—は我のみぞする」〈拾遺・恋一〉
し・ける【時化る】
[動カ下一][文]し・く[カ下二]《「湿気(しけ)る」と同語源。「時化」は当て字》 1 風雨が強く、海が荒れる。また、海が荒れて不漁になる。「海が—・ける」 2 金回りが悪くなる。けちけちする。...