しゅん‐しん【春心】
1 春に心の中に生じる思い。春思。 2 好色な気持ち。春情。
しょう‐き【匠気】
好評を得ようとする気持ち。芸術家などが、自分の作品の出来栄えを見せびらかそうとする気どり。「作品に—が見える」
しょう‐けい【憧憬】
[名](スル)《慣用読みで「どうけい」とも》あこがれること。あこがれの気持ち。「西欧の絵画に—する」
しょう‐しん【焦心】
[名](スル)心をいらだたせること。思い悩みあせること。また、その気持ち。「事業の不振に—する」
しょう‐のう【笑納】
[名](スル)人に贈り物をするとき、つまらない物ですが笑ってお納めくださいという気持ちを込めて用いる語。「別便にてお送りしました品、ご—ください」
しょう‐み【笑味】
[名](スル)食べ物を他人に贈るときなどに、粗末な品ですがお笑い草にひとつ召し上がって下さい、という謙遜の気持ちを込めていう語。「ご—ください」
しょう‐りょ【焦慮】
[名](スル)あせっていらだつこと。いらいらと気をもむこと。また、その気持ち。焦心。「—に駆られる」「事業の不振に—する」
しょ‐しん【初心】
[名・形動] 1 最初に思い立ったときの純真な気持ち。初志。「—を貫く」「—に返る」 2 物事の習い始めであること。また、そのさま。初学。「はがきに二句か三句認めあるは…—なる人の必ずする事なり...
初心(しょしん)忘(わす)るべからず
《世阿弥の「花鏡」にある言葉》習い始めのころの謙虚で真剣な気持ちを忘れてはならない。
し‐よく【私欲/私慾】
自分一人の利益だけを考える気持ち。「—を去る」「私利—」