かんそく‐ききゅう【観測気球】
1 高空の大気の状態を調べるために打ち上げる気球。 2 敵地の偵察や砲弾の着弾状態などを観測するために上げる気球。 3 世論や相手の反応などを探るために、わざと流す情報や声明。バロンデッセ。
ガス‐ききゅう【ガス気球】
水素・ヘリウムなどのガスを詰めた気球。熱気球に比べ、長時間の飛行が可能。
き‐きゅう【気球】
熱した空気や、大気より軽い水素・ヘリウムなどのガスを、袋内に満たし、空中に浮揚させるもの。軽気球。
けい‐ききゅう【軽気球】
「気球」の古い呼び方。
けいりゅう‐ききゅう【係留気球】
ロープでつなぎとめて、任意の高さの空中に浮遊させる気球。観察・信号・広告などに用いる。
こうこうど‐ききゅう【高高度気球】
成層圏・中間圏などの高層大気まで到達できる気球。ポリエチレンの薄膜フィルムに水素やヘリウムを充塡して放ち、高度約20キロメートルから50キロメートルまで達する。高層気象観測や、宇宙線・赤外線の天...
じゆう‐ききゅう【自由気球】
地上につながず、気流のままに浮かばせる気球。観測・探検・娯楽などに用いられる。
そくふう‐ききゅう【測風気球】
大気上層の風向・風速を観測するために飛ばす小型の気球。パイロットバルーン。
たんそく‐ききゅう【探測気球】
高層気象の観測に用いる気球。自記気象器械やラジオゾンデをつるして空中にあげ、一定の高度に達すると気球が破れ、器械が落下する。
ねつ‐ききゅう【熱気球】
気密性の袋の中に、下方からバーナーなどで熱した空気を送り、その浮力で空中に浮揚して飛行する気球。ホットバルーン。ホットエアバルーン。