ゆ‐だまり【湯溜まり】
マグマの熱で温められた火口湖のこと。特に阿蘇中岳第1火口の火口湖をいう。→阿蘇五岳 [補説]湯だまりは火山活動を反映して変化する傾向にあることから、気象庁福岡管区気象台が阿蘇中岳の湯だまりの量・...
よ‐さつ【予察】
[名](スル)あらかじめ感じとること。前もって推察すること。「気象を—する」
よしん‐かくりつ【余震確率】
余震の起こる度合い。気象庁が、大きな地震の後に余震が起こると判断したときに出す。パーセントで表す。平成10年(1998)から開始。
よほう‐えん【予報円】
天気予報の用語。台風や暴風域を伴う低気圧の中心が12時間、24時間、48時間、および72時間後に到達すると予想される範囲を円で表したもの。 [補説]気象庁は、台風や低気圧の中心が予報円に入る確率...
よほうぎょうむ‐きょかせいど【予報業務許可制度】
気象庁以外の事業者が気象等の予報業務を行おうとする場合は、気象庁長官の許可を受けなければならないとする制度。気象業務法に規定。
よる【夜】
日の入りから日の出までの暗い間。太陽が沈んで暗くなっている間。よ。⇔昼。 [補説]気象庁の天気予報等では、18時頃から24時頃まで(または翌日の6時頃まで)をさす。また、18時頃から21時頃まで...
ライデン【LIDEN】
《lightning detection network system》空港や航空機を落雷の被害から守るために東京航空地方気象台が設置する、雷監視システム。全国約30か所の空港に設置された雷探知...
らくよう‐び【落葉日】
気象庁の生物季節観測で、イチョウ・カエデの標本木の約80パーセントが落葉したと見えた日。風の有無は問わない。
ラジオ‐ダクト【radio duct】
特殊な気象条件の下で、電波があまり減衰せずに遠方に伝播する現象。大気中に気温や湿度の不連続面がある場合、それを境に屈折率が異なり、水平方向に発射された電波が不連続面で屈折・反射を繰り返すことによ...
リチャードソン‐の‐ゆめ【リチャードソンの夢】
1922年に英国の数学者・気象学者ルイス=フライ=リチャードソンが提示した、計算によって天気予報を行う実現可能性。大気の状態を物理法則に基づいて予測するには膨大な計算が必要となるが、リチャードソ...