しまつ‐ぎ【始末気】
倹約しようという気持ち。「急に—を出し」〈二葉亭・平凡〉
しめり‐け【湿り気】
水分を少し含んでいる感じ。また、その水分。しっけ。
しゃっ‐き【癪気】
癪(しゃく)の病気。しゃっけ。
しゃっ‐け【癪気】
⇒しゃっき(癪気)
しゃば‐け【娑婆気】
現世に執着する心。世俗的な名誉や利益を求める心。しゃばき。しゃばっけ。「—を起こす」「—が抜けない」
しゃばっ‐け【娑婆っ気】
「しゃばけ(娑婆気)」に同じ。
しゃれっ‐け【洒落っ気】
1 服装などでおしゃれをしようという気持ち。「年ごろなのに—のない娘」 2 気のきいた言動で、周囲の人を驚かせたり笑わせたりしようという気持ち。「—たっぷりの人」
しゅう‐き【秋気】
秋の気配。秋らしい感じ。《季 秋》「奥入瀬(おいらせ)の水に樹にたつ—かな/冬葉」
しゅう‐き【習気】
身にしみついた習慣。「東花坊のこの性行上の—を」〈芥川・枯野抄〉
しゅう‐き【臭気】
くさいにおい。いやなにおい。悪臭。比喩的にも用いる。「鼻をつく—」「—芬々(ふんぷん)たる学者気どり」