わ‐ぼうず【我坊主/和坊主】
[代]二人称の人代名詞。僧侶(そうりょ)に対して軽んじる気持ちをこめて用いる語。「やい—」〈虎明狂・呂蓮〉
わ‐みこと【我尊/和尊】
[代]二人称の人代名詞。相手に向かって、親愛の気持ち、また軽い敬意をこめて用いる語。わぎみ。「此の立てる榲(すぎ)の木は、—の目には見ゆやと」〈今昔・二七・三七〉
わらい‐ばなし【笑い話】
1 互いに笑いながら話すこと。また、そのような気軽な話。「今思えば—だ」 2 こっけいな内容の短い話。笑話(しょうわ)。「気のきいた—」 3 昔話の一部門。愚か者やあわて者が失敗するおかしさや、...
わら・う【笑う】
[動ワ五(ハ四)] 1 喜び・うれしさ・おかしさ・照れくささなどの気持ちから、顔の表情をくずす。また、そうした気持ちで声を立てる。「腹を抱えて—・う」「目だけが—・っている」 2 (「嗤う」とも...
わら・える【笑える】
[動ア下一]《笑うことができる意から》おかしくて自然に笑ってしまう。軽蔑や自嘲の気持ちが起こることにもいう。「さんざん頑張った結果がこれだとは—・える話だ」
わらわ‐ごころ【童心】
子供の気持ち。子供心。「なほ—の失せぬにやあらむ」〈源・若菜上〉
わらわ‐やみ【瘧】
《「童(わらわ)病(やみ)」の意か》毎日または隔日に、時を定めて発熱する病気。マラリアに似た熱病。おこり。えやみ。
わり‐あい【割合】
[名] 1 全体に対する部分の、または他の数量に対するある数量の比率。率。割。「男子学生と女子学生の—が逆転する」「空気の主要成分の—を求める」 2 (「…のわりあいに」の形で)「割5」に同じ...
わり‐き・れる【割(り)切れる】
[動ラ下一][文]わりき・る[ラ下二] 1 割り算をしたとき、端数を出さずに割れる。「九は三で—・れる」 2 納得がいって気持ちがすっきりする。多く、打消しの語を伴って用いられる。「—・れない気...
わり‐くどき【割り口説き】
筋道を立てて、詳しく説明すること。「かう—を申しますに、聞き分けのないからは」〈浮・禁短気・五〉