かん‐すい【淦水】
船底にたまる汚水。あか。
かん‐すい【漢水】
揚子江の支流。陝西(せんせい)省の秦嶺(しんれい)山脈に源を発し、南東に流れて湖北省の武漢で揚子江に注ぐ。長さ1532キロ。漢江。ハンショイ。
かん‐すい【澗水】
《「澗」は谷川の意》谷の水。谷川の流れ。「—一杯朝(あした)に命を支(ささ)へ」〈性霊集・二〉
かん‐すい【灌水】
[名](スル)水を注ぐこと。多く、草木や農作物に水を注ぎかけることにいう。「苗床に—する」
かん‐すい【贛水】
贛江(かんこう)の異称。
かん‐すい【鹹水】
1 塩からい水。塩分を含む天然の水。海水。 2 製塩過程で濃縮した食塩濃度の高い水。また一般に、濃い塩類水溶液。ブライン。塩水。
かんぜ‐みず【観世水】
《観世大夫の紋所だったところから》渦を巻く水の模様。扇面や謡本の表紙などに用いられる。かんぜすい。
かんぜん‐ぼうすい【完全防水】
腕時計や電気機器などで、内部に水が入り込まない設計であること。短時間の浸水であれば耐えられるものから、潜水時にも使用可能なものまであり、おおむねJIS防水保護等級IPX6級、7級、8級相当を指す。
かんだ‐じょうすい【神田上水】
江戸初期、江戸に設けられた日本最古の上水道。水源は現武蔵野市井の頭公園内の井(い)の頭(かしら)池で、神田・日本橋・京橋などに給水した。明治36年(1903)廃止。現在は神田川の一部。
かんだん‐かんすい【間断灌水】
イネの成育途中に、田に水を満たした状態と、水を落として干した状態とを数日おきにくり返すこと。中干しの後に行う。