かん‐の‐みず【寒の水】
寒中の水。薬になるといわれ、この水で餅(もち)をついたり、服薬に用いたりする。《季 冬》「見てさへや惣身にひびく—/一茶」
かんろ‐すい【甘露水】
1 砂糖を溶かして煮てからさました水。 2 おいしい水のたとえ。
がい‐すい【外水】
堤防の外側(堤外地)にある河川を流れる水。⇔内水。
がいよう‐すい【外洋水】
沿岸水の混合することのない、沖合の水。→沿岸水
が‐さんすい【画山水】
山水を描いた絵。また、画中に描かれた山水。多く水墨画についていう。
がっ‐すい【月水】
月経のこと。
がでん‐いんすい【我田引水】
《自分の田に水を引く意から》物事を、自分に都合のいいように言ったりしたりすること。我が田へ水を引く。「—の説」
がん‐ぼうすい【眼房水】
⇒房水
きく‐すい【菊水】
水の流れに菊の花が浮かぶ模様。紋所では楠木(くすのき)氏の家紋が有名。
きく‐すい【菊水】
中国河南省南部を流れる白河の支流。この川の崖上にある菊の露がしたたり落ち、これを飲んだ者はみな長生きしたという。菊の水。