かち‐てつがく【価値哲学】
真・善・美・聖などの絶対的、永遠的価値の探求や確立を対象とする哲学。ロッツェに始まり、新カント学派のウィンデルバントやリッケルトがこれを受け継いだ。
かんせい‐の‐ほうそく【慣性の法則】
外力が働かなければ、物体は静止または等速運動を永遠に続けるという法則。
きことわ
朝吹真理子による小説。貴子(きこ)と永遠子(とわこ)という二人の女性の、25年ぶりの再会を描く。平成22年(2010)発表。同年、第144回芥川賞受賞。
く‐おん【久遠】
《「きゅうえん」とも》 1 仏語。長く久しいこと。遠い過去または未来。 2 ある事柄がいつまでも続くこと。永遠。「—の理想」
くおん‐じつじょう【久遠実成】
仏語。法華経(ほけきょう)思想の一。釈迦仏がこの世に生まれたのは仮の姿にすぎず、永遠の昔に悟りを開き成仏して限りない時間を人々の教化に尽くしてきたと説くもの。久成正覚(くじょうしょうがく)。
くおん‐ぶつ【久遠仏】
仏語。永遠の昔から人々を教化してきた仏。久遠実成の仏。釈迦仏・阿弥陀仏のこと。
けい‐きょ【携挙】
キリスト教、特にプロテスタントの信仰内容の一。イエスの再臨のときに、敬虔(けいけん)であったすべての死者が蘇り、生きている信徒とともに天を昇ってイエスと出会い、永遠の命を得るというもの。 [補説...
けい‐と【計図】
[名](スル)計画すること。もくろみ。くわだて。「永遠の福利を、—せられん事を、企望す」〈竜渓・経国美談〉
ゴーイング‐コンサーン【going concern】
《継続企業の意》企業が永遠に継続していくという仮定。会計などこの仮定が成立していることを前提に論理が構築されている制度が多い。
さとり【悟り/覚り】
1 物事の真の意味を知ること。理解。また、感づくこと。察知。「—が早い」 2 仏語。迷妄を払い去って生死を超えた永遠の真理を会得すること。「—の境地に達する」