たいわへん【対話篇】
金城一紀の中編小説集。平成15年(2003)刊。「恋愛小説」「永遠の円環」「花」の3作を収録。
だい‐が【大我】
《「たいが」とも》 1 仏語。真如の永遠なる自在の働き。狭い見解や執着から離れた自由自在の悟りの境地。⇔小我。 2 インド哲学で、宇宙の本体としての唯一絶対の精神。⇔小我。
ちいお‐あき【千五百秋】
限りなく長い年月。永遠。千歳。千秋。「葦原の—の瑞穂の国は」〈神代紀・下〉
テオーリア【(ギリシャ)theōria】
《眺めることの意》哲学で、永遠不変の真理や事物の本質を眺める理性的な認識活動。アリストテレスは、これを実践(プラクシス)や制作(ポイエーシス)から区別し、人間の最高の活動とした。観想。
てん‐ごく【天国】
1 神や天使などがいる天上の理想世界。キリスト教では、神から永遠の祝福を受ける場所。神の国。⇔地獄。 2 そこで暮らすものにとって、理想的な世界。何にも煩されない、快適な環境。楽園。「野鳥の—」...
てんじょう‐むきゅう【天壌無窮】
天地とともに永遠に続くこと。
てんち‐むきゅう【天地無窮】
天も地も永遠で、きわまるところがないこと。
とお‐なが・し【遠長し】
[形ク] 1 遠くはるかである。「富士の嶺のいや—・き山路をも妹がりとへばけによはず来ぬ」〈万・三三五六〉 2 永久である。永遠である。「音のみも名のみも絶えず天地のいや—・く偲ひ行かむ」〈万・...
とこし‐え【常しえ/長しえ/永久】
[名・形動]いつまでも続くこと。また、そのさま。永遠。永久。とこしなえ。「—の命」「この愛よ、—に続け」
とこ‐やみ【常闇】
永久に暗闇であること。永遠の闇。「身辺忽ち—となりて」〈鴎外訳・即興詩人〉