れん‐だい【輦台/蓮台】
江戸時代、川を渡る客を乗せた台。ふつう、板に2本の担い棒をつけたもので、4人でかついだ。また、大名・貴人を駕籠(かご)のまま乗せるものは大高欄といい、2、30人でかついだ。
れんだい‐わたし【輦台渡し】
旅客を輦台に乗せて川を渡すこと。江戸時代、大井川などで行われた。
れん‐めん【連綿/聯綿】
[ト・タル][文][形動タリ]長く続いて絶えないさま。「江戸時代から—と続く老舗」
ろう‐あらため【牢改め】
江戸時代、役人が牢内を点検して回ること。また、その役人。牢内改め。
ろう‐てがた【牢手形】
江戸時代、出牢の許可証。
ろう‐なぬし【牢名主】
江戸時代、囚人の中から選ばれ、長として牢内の取り締まりなどに当たった者。牢内名主。
ろう‐にん【浪人】
[名](スル) 1 古代、本籍地を離れ、他国を流浪している者。浮浪人。 2 (「牢人」とも書く)中世・近世、主家を自ら去ったり、あるいは失ったりした武士。江戸時代には幕府の大名取りつぶし政策など...
ろうにん‐あらため【浪人改】
江戸時代、浪人の身上を取り調べること。また、取り調べにあたる役人。
ろう‐ばらい【牢払い】
江戸時代、牢内の囚人を一時的に解放したこと。将軍家の法事の際に諸国の軽罪囚の赦免や、江戸小伝馬町の大牢で出火・近火のときに期限付きで行われた。
ろう‐もん【牢問】
江戸時代の拷問のうち、笞(むち)打ち・石抱き・海老責めの3種の総称。牢問い。