えたふなやま‐こふん【江田船山古墳】
熊本県玉名郡和水(なごみ)町にある5世紀の前方後円墳。銀象眼の銘文のある鉄製太刀が出土した。
えづ‐こ【江津湖】
熊本県中部、熊本市内の南東部にある、ひょうたん形をした湖。北側を上江津湖、南側を下江津湖という。面積約0.5平方キロメートル、周囲約6キロメートル。緑川水系の加勢川によって形成された河川膨張湖。...
えとう【江藤】
姓氏の一。 [補説]「江藤」姓の人物江藤淳(えとうじゅん)江藤慎一(えとうしんいち)江藤新平(えとうしんぺい)
えとう‐しんいち【江藤慎一】
[1937〜2008]プロ野球選手・監督。熊本の生まれ。昭和34年(1959)中日に入団。昭和39年(1964)から2年連続で首位打者を獲得。ロッテ移籍後の昭和46年(1971)にも首位打者とな...
えど【江戸】
現在の東京都千代田区を中心とする地域。古くは武蔵(むさし)国豊島郡の一部であったが、平安末期、秩父(ちちぶ)平氏の一族江戸氏が今の皇居の地に居館を造り、室町時代、上杉氏の将太田道灌(おおた...
えど‐あきない【江戸商ひ】
上方の商人が江戸に支店などを出して商売すること。江戸の人々を相手にする商売。「天下泰平、国土万人—を心がけ、その道々の棚出して」〈浮・胸算用・五〉
えど‐あぶらざめ【江戸油鮫】
カグラザメ科の海水魚。全長約2メートル。背部が青灰褐色、腹部が淡色。えらあなは七対で、目に瞬膜(しゅんまく)がない。本州中部以南の深海底に分布。練り製品の材料。あぶらざめ。
えど‐うた【江戸唄】
江戸で流行した三味線伴奏歌曲のこと。長唄・端唄(はうた)・歌沢など。→上方(かみがた)唄
えど‐うちわ【江戸団扇】
江戸特産のうちわ。初めは割り竹に白紙を張っただけのものであったが、のちに墨絵・紅絵(べにえ)・漆絵など美しい彩色を施すようになった。東(あずま)うちわ。
えどうまれうわきのかばやき【江戸生艶気樺焼】
黄表紙。3冊。山東京伝作・画。天明5年(1785)刊。醜男(ぶおとこ)のくせにうぬぼれの強い仇気屋艶二郎(あだきやえんじろう)が、色男の評判をとろうとして次々に失敗する滑稽(こっけい)を描く。