いつ‐りゅう【溢流】
[名](スル)あふれ流れること。「堤を決して—した」
嘘(うそ)にも
1 たとえ本心ではなくてもという気持ちを表す。「—済まないという言葉ぐらい言ってもいいではないか」 2 (下に打消しの語を伴う)打消しを強める。決して。まるで。かりにも。「お島が惚れていようとは...
うたがた‐も
[副]《平安時代以後「うたかたも」とも》 1 必ず。きっと。「離れ磯(そ)に立てるむろの木—久しき時を過ぎにけるかも」〈万・三六〇〇〉 2 (打消しや反語の表現を伴って)決して。「天離(あまざか...
宜(うべ)なるかな
もっともなことだなあ。いかにもそのとおりだなあ。むべなるかな。「『一辺尼(ペンニー)(=銅銭ノ名)の心は、決して二辺尼の心に及ぶ能わず』と云えること—」〈中村訳・西国立志編〉
噯(おくび)にも出(だ)さ◦ない
物事を深く隠して、決して口に出さず、それらしいようすも見せない。おくびにも見せない。「自分の苦労など—◦ない」
おとこ‐みょうり【男冥利】
1 男に生まれた甲斐(かい)のあること。男に生まれたことの幸せ。男冥加(おとこみょうが)。「—に尽きる」⇔女冥利。 2 神仏の御利益で、よい夫にめぐりあえること。「これほど生まれまさったわしをい...
重荷(おもに)を下(お)ろ・す
責任を果たしてほっとする。気にかかっていたことが解決して安心する。「末の子が成人してやっと—・した」
かい‐はい【乖背】
[名](スル)そむき反すること。背馳(はいち)。「和合し度いとこそ願え、決して—し睽離(きり)したいとは願わない」〈二葉亭・浮雲〉
かけ‐て【掛けて】
[副] 1 心にかけて。「山越しの風を時じみ寝(ぬ)る夜おちず家なる妹を—しのひつ」〈万・六〉 2 ちょっと。少しでも。「この人の御ことをだに—聞き給ふは」〈源・夕霧〉 3 (下に打消し・反語の...
かだいかいけつがた‐がくしゅう【課題解決型学習】
自ら設定した課題、または与えられた課題を解決していく過程で、さまざまな能力の育成する学習。PBL(project-based learning)。