さい‐きょ【裁許】
[名](スル) 1 役所などが裁決して許可を与えること。裁可。「申請を—する」 2 中世・近世、判決の称。また、判決を与えること。
さいのひとふり【賽の一振り】
マラルメの詩「骰子一擲(とうしいってき)」の別題。作品の縦軸となる詩句「賽の一振りは決して偶然を排することはないだろう(Un Coup de dés jamais n'abolira le ha...
さて‐こそ
[副] 1 前述の事柄を受けて、それを強調する語。それでこそ。そうしてはじめて。「難事を解決して、—大政治家といえる」 2 まさしく思った通り。果たして。やっぱり。「—事故が起きたか」
さ‐ね
[副] 1 (奈良時代は、あとに打消しの語を伴って)少しも。決して。「さ寝(ぬ)る夜は多くあれども物思はず安く寝る夜は—なきものを」〈万・三七六〇〉 2 本当に。必ず。「行きてみてあすも—来むな...
さむらい‐みょうり【侍冥利】
1 「侍冥加(さむらいみょうが)」に同じ。 2 武士が誓うときのことば。必ず。決して。「—偽りなし」〈浄・大磯虎〉
さら‐さら【更更】
[副] 1 (あとに打消しの語を伴って用いる)少しも。決して。「謝る気は—ない」 2 いま新たに。改めて。「石上(いそのかみ)布留の神杉(かむすぎ)神(かむ)びにし我(あれ)や—恋にあひにける」...
しい‐ごと【誣言】
事実を曲げて言うこと。また、その言葉。ふげん。「空前絶後のものといわんも決して—にあらざるなり」〈逍遥・小説神髄〉
し‐し【死士】
死を決して行動する人。決死の士。
しゃかい‐かいりょうしゅぎ【社会改良主義】
資本主義制度を維持しつつ、その欠陥を改良し、問題点を解決していこうとする立場または主張。→改良主義
しょう‐じょ【消除】
[名](スル)消し去ること。また、消えてなくなること。除去。「その痕跡決して—せらるべからず」〈中村訳・西国立志編〉