れっ‐せい【劣性】
「潜性」に同じ。⇔優性。 [補説]遺伝学用語としては、かつて「優性・劣性」が用いられたが、遺伝子に優劣があるという誤解を避けるため、平成29年(2017)に日本遺伝学会が「顕性・潜性」への変更を...
レファレンダム【referendum】
政治に関する重要事項の可否を、議会の決定にゆだねるのではなく、直接国民の投票によって決める制度。直接民主制の一形態。日本では、憲法改正の場合の国民投票や地方自治特別法の制定についての住民投票がこ...
れんごうこく‐こくさいつうかきんゆうかいぎ【連合国国際通貨金融会議】
1944年7月に米国ニューハンプシャー州ブレトンウッズで開催された国際会議。44か国が参加し、第二次大戦後の国際通貨体制のあり方について協議し、IMF(国際通貨基金)、IBRD(国際復興開発銀行...
ろうどうかち‐せつ【労働価値説】
商品の価値は、その商品を生産するための社会的必要労働時間によって決定されるとする価値理論。英国のペティに始まり、スミス・リカードを経て、マルクスによって完成された。
ろうむ‐たんか【労務単価】
公共事業に従事する建設労働者に対する、所定労働時間内8時間当たりの賃金の単価。農林水産省と国土交通省が行う公共事業労務費調査に基づいて決定され、公共工事の工事費の積算に用いられる。公共工事設計労...
ロカルノ‐じょうやく【ロカルノ条約】
1925年スイスのロカルノで、イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・ベルギー・ポーランド・チェコスロバキアの7か国が締結した一連の欧州相互安全保障条約。ドイツとベルギー・フランスとの国境の現状維...
ろくし‐げどう【六師外道】
釈迦在世時の中インドの代表的な六人の思想家。仏教側からの称。道徳否定の富蘭那迦葉(ふらんなかしょう)(プーラナ=カッサバ)、決定論の末伽梨拘舎梨(まかりくしゃり)(マッカリ=ゴーサーラ)、懐疑論...
ろん‐てい【論定】
[名](スル)論じて決めること。論じて決定・規定すること。「事の是非を—する」
ロンドン‐ぐんしゅくかいぎ【ロンドン軍縮会議】
1930年、ロンドンで開かれた日本・イギリス・アメリカ・フランス・イタリア5か国(フランス・イタリアは途中脱退)による海軍軍備制限のための会議。ロンドン海軍条約が締結され、主力艦以外の補助艦を一...
ろんり‐じっしょうしゅぎ【論理実証主義】
ウィーン学団に始まった実証主義哲学。マッハの実証主義を受け継ぎ、前期ウィトゲンシュタインの決定的影響のもとに成立した。知識の基礎を経験に求め、形而上学を否定し、哲学の任務は科学において用いられる...