だん【断】
決定すること。決断。「最終的に—を下す」「経営陣に—を迫る」
だん【断〔斷〕】
[音]ダン(呉) [訓]たつ ことわる [学習漢字]5年 1 たち切る。切り分ける。「断裁・断頭・断髪・断片・断面/横断・遮断・縦断・寸断・切断・分断」 2 とぎれる。物事をやめる。「断食(だん...
だん‐けつ【断決】
はっきりと決めること。判断して決定すること。決断。「起頭の一—こそ、実に終身の勢力なれ」〈中村訳・西国立志編〉
ち‐ぎ【遅疑】
[名](スル)疑い迷って、すぐに決断しないこと。ぐずぐずためらっていること。「暫く—する様子であったが」〈谷崎・吉野葛〉
ち‐けん【智剣】
仏語。智慧(ちえ)の剣。智慧が煩悩(ぼんのう)を断ち、正邪の決断を下すのを剣にたとえていう語。
どく‐だん【独断】
[名](スル) 1 自分ひとりで物事を決断すること。また、その決断。「社長の—」「取引の開始を—する」 2 自分の思い込みだけで、公正を欠いた判断をすること。また、その判断。「結論が—に陥る」「...
どたん‐ば【土壇場】
1 近世、首切りの刑を行うために築いた土の壇。前に穴を掘る。土壇(どだん)。 2 決断をせまられる、最後の場面。進退きわまった状態。「—で話がひっくりかえる」「—に立たされる」
ハムレット‐がた【ハムレット型】
決断を下して行動に移るよりは、むしろ懐疑や苦悩にこもってしまう思索的な性格。ツルゲーネフにより立てられた概念。⇔ドンキホーテ型。
ふ‐だん【不断】
[名・形動] 1 とだえないで続くこと。また、そのさま。「—な(の)努力」 2 決断力に乏しいこと。また、そのさま。「優柔—」 3 (「普段」とも当てて書く)日常のこと。副詞的にも用いる。平生(...
ふみ‐きり【踏(み)切(り)】
1 鉄道線路と道路が同じ平面上で交差する所。 2 跳躍競技などで、反動をつけるため地面やジャンプ台などを蹴って飛び上がること。また、その場所。「—が弱い」 3 思い切って決断すること。ふんぎり。...