しずめ‐いし【沈め石】
庭石で、一部分だけを地表に出しておくもの。
しずめ‐おり【沈め折り】
扇を畳んだときに先端が締まるように作ること。また、そのように作った扇。
しず・める【沈める】
[動マ下一][文]しづ・む[マ下二]《「静める」と同語源》 1 沈むようにする。沈ませる。「敵の旗艦を—・める」「魚礁を—・める」⇔浮かべる。 2 下の物にめり込ませる。「ソファーに深々とからだ...
しずめるてら【沈める寺】
木崎さと子の小説。昭和62年(1987)刊。昭和63年(1988)、芸術選奨新人賞受賞。
しも・る【沈る】
[動ラ四]浸水して沈む。「舟は—・って」〈浄・自然居士〉
しん‐しん【深深/沈沈】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 あたりがひっそりと静まりかえっているさま。森森(しんしん)。「夜が—と更ける」 2 寒さなどが身にしみとおるさま。「冷気が—と身にこたえる」
じん【沈】
「沈香」の略。「—を焚(た)く」
じん【沈】
⇒ちん
じん‐こう【沈香】
1 ジンチョウゲ科の常緑高木。熱帯地方に産する。葉は楕円形。花は白く、香りがある。 2 1からとった香料。生木または古木を土中に埋め、腐敗させて製したもの。最優品を伽羅(きゃら)という。沈水香。じん。
沈香(じんこう)も焚(た)かず屁(へ)もひらず
特によいところもないが、悪いところもなくて、平々凡々であることのたとえ。