あつりょくかんがた‐げんしろ【圧力管型原子炉】
燃料集合体を圧力管(チャンネル)と呼ばれる細長い管の中に装塡し、その管の中で冷却材を循環させて熱を取り出す仕組みの原子炉。カナダ型重水炉(CANDU炉)、ロシアの黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉(...
アール‐ビー‐エム‐ケー【RBMK】
《(ロシア)Reaktory Bolshoi Moshchnosti Kanalynye 「高出力圧力管原子炉」の意》原子炉の形式の一。旧ソ連が開発した圧力管型の黒鉛炉。低濃縮ウランを燃料とし、...
イエルベ‐エル‐アグア【Hierve el Agua】
メキシコ南部、オアハカ州にある景勝地。州都オアハカの南東約50キロメートルに位置する。名称はスペイン語で「沸騰した水」を意味する。岩山の崖から炭酸カルシウムを含む冷水が流出し、石灰華による段丘と...
イー‐エス‐ビー‐ダブリュー‐アール【ESBWR】
《Economic simplified boiling water reactor》⇒高経済性単純化沸騰水型原子炉
エル‐ダブリュー‐ジー‐アール【LWGR】
《light water-cooled graphite-moderated reactor》旧ソ連が開発した黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉(RBMK)の英語名称の略称。
エー‐ビー‐ダブリュー‐アール【ABWR】
《Advanced Boiling Water Reactor》⇒改良型沸騰水型原子炉
おながわ‐げんしりょくはつでんしょ【女川原子力発電所】
宮城県東部の牡鹿(おしか)半島先端、牡鹿郡女川町と石巻市にまたがって立地する、東北電力の原子力発電所。1号機は昭和59年(1984)から平成30年(2018)まで運転された。ほか二つの炉があり、...
オブニンスク‐げんしりょくはつでんしょ【オブニンスク原子力発電所】
モスクワの南西約100キロメートルにあるオブニンスクに建設された最初期の原子力発電所。原子炉は黒鉛減速炉で、1954年から2002年まで運転。黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉(RBMK)の原型となった。
かあつじゅうすいがた‐げんしろ【加圧重水型原子炉】
沸騰しないように高い圧力をかけた重水で炉心を冷却し、熱を取り出す仕組みの重水炉。その多くは、減速材と冷却材の重水を分離して使用する重水冷却圧力管型炉(CANDU炉)であるが、兼用する重水冷却圧力...
かあつすいがた‐けいすいろ【加圧水型軽水炉】
中性子の減速と原子炉の冷却に普通の水を用いる軽水炉のうち、炉心の熱を、まず高温高圧の水(一次冷却水)として取り出し、その熱で二次冷却水を蒸気に変えて発電機のタービンを回す仕組みのもの。一般に加圧...