ゆ‐とん【油団】
和紙を厚くはり合わせ、油または漆をひいたもの。夏の敷物。《季 夏》
ゆ‐ど【油土】
硫黄(いおう)・酸化亜鉛・蝋(ろう)などをオリーブ油などで練って作った人工の粘土。放置しても硬化しない。彫刻や鋳金の原型に用いる。あぶらつち。
ゆ‐はつ【油鉢】
1 油を入れた鉢。ゆばち。 2 仏語。油を満たした鉢をこぼさないで持つことは困難なところから、正念(しょうねん)の保事の困難さをたとえていう語。
ゆ‐ば【湯葉/湯波/油皮】
豆乳を煮たときに上面にできる薄黄色の皮膜をすくい取ったもの。生(なま)湯葉と干し湯葉があり、吸い物・煮物などに用いる。うば。 [補説]書名別項。→湯葉
ゆ‐ばく【油曝】
海鳥や海棲哺乳類に、事故で流出した重油などが付着すること。羽毛や体毛などは、海水との間に空気層をつくることで体温を保持しているが、油曝により防水効果を失い、体温を奪われることが知られている。
ゆ‐ぶん【油分】
成分としての油。
ゆぼ‐けつがん【油母頁岩】
⇒オイルシェール
ゆ‐まく【油膜】
水や物体の表面にできる油の膜。
ゆめん‐けい【油面計】
⇒液面計
ゆようせい‐ビタミン【油溶性ビタミン】
⇒脂溶性ビタミン