あぶら‐はや【油鮠】
コイ科の淡水魚。全長約20センチ、黄褐色で体表がぬるぬるしている。本州琵琶湖以東の山間の渓流にすむ。
あぶら‐ひき【油引き】
油を塗ること。また、その刷毛(はけ)。
あぶら‐び【油火】
油に灯心を浸してともす火。ともしび。
あぶら‐ふ【油麩】
麩の生地を植物油で揚げたもの。宮城県北部登米(とめ)の特産。
あぶら‐べに【油紅】
梳(す)き油に紅をまぜたもの。芝居で、血に見せかけるのに用いる。
あぶら‐ペイント【油ペイント】
顔料に乾性油を入れて練った塗料。油性塗料。
あぶら‐ぼうず【油坊主】
1 仏前の灯明に油をさす役目の僧。 2 ギンダラ科の海水魚。全長1メートルを超え、頭が丸く、体は暗灰色。北太平洋北部の深海にすむ。肉は脂肪に富み、旬(しゅん)は冬季。
あぶら‐みせ【油店】
江戸時代、髪油や化粧品を売る店。役者が内職に開くことが多かった。
あぶら‐むし【油虫】
1 (「蚜虫」とも書く)半翅(はんし)目アブラムシ科の昆虫の総称。体は5ミリ以下でやわらかい。翅(はね)のあるものとないものとがある。草木に群れて汁を吸う。春・夏は雌のみの単為生殖で雌の幼虫を胎...
あぶら‐め【油女/油魚】
アイナメの別名。