いち‐ごう【一毫】
1 1本の細い毛すじ。転じて、わずか。寸毫。「—の油断も許されない」 2 尺度の単位。→毫
いちざ‐あそび【一座遊び】
遊里で、二人以上の遊客が、各自のあいかたとともに同じ席に集まって遊興すること。「—は如方(にょほふ)めく」〈浄・油地獄〉
いちじ‐エネルギー【一次エネルギー】
自然から採取されたままの物質を源としたエネルギー。石炭・石油・天然ガス・水力・原子力など。→二次エネルギー
いちじ‐さんぴん【一次産品】
自然の中で採取・採掘され、加工されていない産出品。米・小麦・綿花・錫(すず)・原油など第一次産業の生産物。 [補説]日本標準産業分類では鉱業は第二次産業となるため、例のうち「錫・原油」は含まれない。
いちねん‐せい【一年生】
1 入学初年度の児童・生徒。「小学—」 2 その社会に入って、まだ1年たたない人。また、技芸などを始めて日が浅いことをたとえていう。「油絵はまだ—です」「—議員」 3 「一年生植物」の略。
いちや‐けんぎょう【一夜検校】
1 江戸時代、千両の金を官に納めることで、検校の位を授けられた人。 2 急に金持ちになること。また、その人。にわか分限(ぶげん)。「米油、さては唐物(たうもの)薬種の買ひ置き、—になるやうな、ど...
イッソスのたたかい【イッソスの戦い】
《原題、(ドイツ)Schlacht bei Issus》アルトドルファーの絵画。板に油彩。縦158センチ、横120センチ。アレクサンドロス大王がペルシア軍を破ったイッソスの戦いを描く。数千もの馬...
一杯(いっぱい)食(く)・う
うまくだまされる。たくらみにひっかかる。「つい油断してまんまと—・った」
いとぐるまのせいぼ【糸車の聖母】
《原題、(イタリア)Madonna dei Fusi》レオナルド=ダ=ビンチの絵画。板に油彩。縦48センチ、横37センチ。十字架の象徴である糸紡ぎのためのかせとり棒に手を伸ばす幼児キリストと聖母...
いとこ‐に【従兄弟煮】
小豆・牛蒡(ごぼう)・芋・カボチャなどを、堅いものから順に入れ、醤油か味噌で味をつけた煮物。おいおい(甥々)めいめい(姪々)に煮るという洒落(しゃれ)から、また、野菜ばかりを煮るところからの名という。