あげ‐どき【揚げ斎】
１ 最終年忌の法事。とむらいあげ。 ２ 遺族が寺に出向いて経をあげてもらう簡単な法事。揚げ法事。
あり◦んす
［連語］「あります」の音変化。江戸新吉原の遊女が用いた語。「なんだか、ご法事にあふやうで—◦んす」〈黄・無益委記〉
いい‐よ・る【言（い）寄る】
［動ラ五（四）］ １ 言葉をかけながら近づく。「客引きが—・る」 ２ 異性に親しみ近づく。求愛する。くどく。「意中の女性に—・る」 ３ 頼み込む。近づきになって依頼する。「法事の相談にかこつけて...
いか◦ない
［連語］《動詞「い（行）く」の未然形＋打消しの助動詞「ない」》 １ 「いかん1」に同じ。「そうは—◦ない」 ２ 「いかん2」に同じ。「法事供養をよくしなければ—◦ないから」〈円朝・真景累ヶ淵〉
いっしゅう‐き【一周忌】
人が死亡して、満1年後の忌日。また、その日に行う法事。一回忌。一年忌。小祥忌(しょうしょうき)。
いれ‐ぶつじ【入れ仏事】
１ 費用を出して、一切を寺に任せて営む法事。「すぐに菩提寺に詣で、—の供養」〈浮・新色五巻書・一〉 ２ 費用を出すだけで、利益の戻らないこと。むだな出費。「判を押させた百両の金も養家へ—」〈人・...
がっ‐き【月忌】
毎月の、故人の命日にあたる日。また、その日に行う法事。
ぎょう‐にん【行人】
１ 仏道を修行する人。行者(ぎょうじゃ)。 ２ 比叡山延暦寺の堂衆(どうじゅ)。 ３ 高野山で、山中で修行する者。また、高野三方(さんかた)の一で、学僧が法事や修行などをするとき、雑事を務める僧...
くじょう‐の‐おんしょ【九帖の御書】
中国の仏教書。唐の浄土教大成者、善導の全著作の総称。観無量寿経疏4巻、往生礼讃偈1巻、観念法門1巻、法事讃2巻、般舟讃1巻の5部9巻からなり、日本の浄土宗成立に大きな影響を与えた。
くばり‐もの【配り物】
祝儀やあいさつ、また謝礼として配る贈り物。「法事の—」
