どう‐けん【洞見】
[名](スル)《「とうけん」とも》事物の本質などを見抜くこと。洞察。「よもやこの人々が余の詩想を—しはしまいが」〈漱石・趣味の遺伝〉
はいいろ‐の‐のうさいぼう【灰色の脳細胞】
英国の推理作家アガサ=クリスティの作品に登場する名探偵エルキュール=ポアロが、すぐれた洞察力をもつ自身の頭脳をさしていう言葉。
ビジョン【vision】
1 将来の構想。展望。また、将来を見通す力。洞察力。「リーダーに—がない」「—を掲げる」 2 視覚。視力。また、視覚による映像。
み‐とおし【見通し/見透し】
1 《「みどおし」とも》初めから終わりまで見つづけること。「朝からテレビの—だ」 2 さえぎるものがなく遠くまで見えること。また、その場所。「—のきく展望台」 3 人の心や目に見えない内面の物事...
め【目/眼】
[名] 1 物を見る働きをする器官。光線・色などを感受して脳に送る感覚器官で、脊椎動物では眼球およびその付属器の涙腺などと視神経からなる。「澄んだ美しい—」「—をあける」 2 物を見るときの目...
目(め)の鞘(さや)が外(はず)・れる
抜け目がない。また、洞察力がある。「この時目の鞘の外れし男ありて」〈浮・懐硯・五〉