がん‐けつ【巌穴/岩穴】
岩の洞穴。岩窟。
き‐くつ【鬼窟】
1 鬼のすむ洞穴。 2 物事の道理に暗いこと。また、そういう仲間。「談林風の—裡に堕在していた芭蕉の天才を」〈芥川・芭蕉雑記〉
くう‐どう【空洞】
1 ほらあな。洞穴。また、内部がうつろになっていること。また、その部分。「幹が—になった老木」 2 形式だけで内容のないことのたとえ。「法案の—化をはかる」 3 肺・腎臓などの内部に壊死(えし)...
くき【岫】
1 山の洞穴。「骨(かばね)、巌(いはほ)の—に積みたり」〈欽明紀〉 2 山の峰。「玉釧(たまくしろ)まき寝し妹(いも)を月も経ず置きてや越えむこの山の—」〈万・三一四八〉
雲(くも)無心(むしん)にして岫(しゅう)を出(い)ず
《陶淵明「帰去来辞」から。「岫」は山の洞穴の意》何事にも束縛されず、自然に従って悠々と生活することのたとえ。
グートゥマニャ‐どうけつ【グートゥマニャ洞穴】
《Gūtmaņa ala》ラトビア、ビゼメ地方の町スィグルダにある洞穴。ガウヤ国立公園内のガウヤ川西岸に位置する。奥行き19メートル、幅12メートル、高さ10メートルあり、同国最大級の洞窟として...
けつ【穴】
[音]ケツ(漢) [訓]あな [学習漢字]6年 〈ケツ〉 1 あな。「穴居/虎穴(こけつ)・洞穴・風穴・墓穴・偕老同穴(かいろうどうけつ)」 2 中国医学で、人体のつぼ。「灸穴(きゅうけつ)・...
けや‐の‐おおと【芥屋大門】
福岡県糸島市、糸島半島の北西にある海食洞。玄界(げんかい)灘の荒波による浸食作用でできた。高さ約8メートル、幅2〜10メートル、奥行き90メートルの柱状節理の洞穴は大門とよばれ、玄海国定公園を代...
ケーブ【cave】
《「ケイブ」とも》洞窟。洞穴。また、ワインなどの地下貯蔵室。
こ‐けつ【虎穴】
虎(とら)のすんでいる洞穴。きわめて危険な場所のたとえ。