なん‐せんぶしゅう【南贍部洲】
⇒閻浮提(えんぶだい)
はなれ‐す【離れ州/離れ洲】
陸から離れた所にある州。
ひじ【洲】
《「ひし」とも》海の中にできる洲(す)。「花散らふこの向(むか)つ峰(を)の乎那(をな)の峰の—に付くまで君が齢(よ)もがも」〈万・三四四八〉
ほく‐しゅう【北洲】
「北倶盧洲(ほっくるしゅう)」の略。
ほっくる‐しゅう【北倶盧洲】
《(梵)uttarākuruの訳》須弥山(しゅみせん)をめぐる4州の一。北方にあって、他の3州よりすぐれ、ここに生まれた者は千年の寿命を保つという。鬱単越(うったんおつ)。北洲(ほくしゅう)。
まんしゅう【満州/満洲】
中国東北地方の旧称。遼寧・吉林・黒竜江の東北三省と内モンゴル自治区の一部にわたる。→満州国
やえす【八重洲】
東京都中央区の地名。東京駅の東に位置し、商業地。名は、この地に屋敷のあったヤン=ヨーステンの名前がなまったもの。
や‐しま【八洲/八島】
「八洲国(やしまくに)」の略。「現(あき)つ神我が大君の天の下—の中(うち)に国はしも多くあれども」〈万・一〇五〇〉
やす【野洲】
滋賀県中南部、野洲川が琵琶湖に注ぐ下流北岸にある市。近江(おうみ)富士と呼ばれる三上山がある。平成16年(2004)中主(ちゅうず)町、野洲町が合併して成立。人口5.0万(2010)。
より‐す【寄(り)州/寄り洲】
河口や海岸などに、土砂が風波で吹き寄せられてできた州。