いけ‐うお【生け魚/活け魚】
食用のため、生け簀(す)などに生かしておく魚。かつぎょ。いきうお。
いけ‐じめ【活け締め】
活魚の鮮度を保つために、鰓(えら)の上部と尾の付け根に包丁を入れて血抜きをすること。いきじめ。
いけ‐ずみ【埋け炭/活け炭】
火力を長くもたせるために、灰にうずめた炭火。うずみび。《季 冬》
いけ‐づくり【生け作り/活け作り】
1 生きた鯉(こい)・鯛(たい)などを、頭・尾・大骨はそのままに、身だけをそいで刺身にし、骨の上に並べてもとの姿に盛りつけた料理。いきづくり。 2 新鮮な魚の刺身。
いけ‐ばな【生(け)花/活け花】
草木の枝・葉・花を切り取り、花器に挿し、形を整えて鑑賞に供すること。また、挿したもの。立花(りっか)・生花(せいか)・自由花など、種々な様式がある。華道。挿花(そうか)。
いけ‐ま【生け間/活け間】
漁船の中央部に設けた生け簀(す)。外部と水が通じるようにし、生き餌(え)や捕らえた魚を入れる。
いけ‐もの【生け物/活け物】
《生かしてあるものの意》 1 生け花。「『この店を見さしませ』『はて、好い—』」〈狂言記・酢薑〉 2 「生け作り1」に同じ。「鯉の洗ひも—に」〈伎・音聞浅間幻灯画〉
い・ける【生ける/活ける】
[動カ下一][文]い・く[カ下二]《「生きる」に対して「生かす」の意。花などを生かしておくというところから》 1 眺めて楽しむために花や枝などを形を整えて花器や瓶に挿す。「菊を—・ける」 2 草...
かっ‐か【活火】
盛んに燃えている火。
かっ‐かざん【活火山】
《「かつかざん」とも》おおむね過去1万年以内に噴火した火山、および現在活発な噴気活動のある火山。日本には111山ある。→休火山 →死火山 →常時観測火山