くだ・す【下す/降す】
[動サ五(四)] 1 高いところから低いところへ移す。 ㋐価値・地位などを低くする。「位を—・す」 ㋑流れを利用して、物を下流へ移動させる。「いかだを—・す」 2 中央から地方に派遣する。「使者...
くに‐の‐みこともち【国の宰/国司】
大化の改新以前、朝廷から臨時に諸国に派遣されて、その国の政治を執った者。大化の改新以後は国司となる。
くに‐めつけ【国目付】
江戸時代、主に幼少で家督をついだ大名の領国に、国政監視のために幕府から派遣された役人。
くみ‐ふ【組夫】
組制の下請け企業に雇われ、親企業に派遣されて作業に従事する労働者。昭和22年(1947)職業安定法によって禁止された。
ぐんけん‐せい【郡県制】
中国で、戦国時代から秦代に施行された、中央集権的な地方行政制度。全国を皇帝の直轄地として郡・県に分け、皇帝の任命する地方官を派遣して統治させたもの。→封建制
ぐん‐し【軍使】
交戦中に、交渉のため敵軍に派遣される者。戦時国際法規は、目印として白旗を掲げ、相手はこれを攻撃してはならないと定める。
けいが‐し【慶賀使】
江戸幕府の将軍の代替わりごとに琉球が派遣した祝いの使節。→謝恩使
けいきウオッチャー‐ちょうさ【景気ウオッチャー調査】
内閣府が行う、景気に関する月次調査。全国を11地域に分け、仕事を通じて景気の動向を観察できる人々(景気ウオッチャー)から景況感を聞き取る。景気ウオッチャーは、3か月前と比べたその時点の景気と、2...
けいさつ‐さいがいはけんたい【警察災害派遣隊】
大規模災害発生時に、全国の警察から被災地に派遣される部隊。東日本大震災の経験を踏まえて平成24年(2012)に設置。災害発生直後に派遣され、現地警察の支援を受けることなく活動する即応部隊と、発生...
けいちょう‐けんおうしせつ【慶長遣欧使節】
慶長18年(1613)仙台藩主伊達政宗が家臣の支倉常長(はせくらつねなが)をローマ教皇庁に派遣した使節。日本を出発し、メキシコを経てイスパニアに至り国王フェリペ3世に謁見、さらにローマに至り教皇...