かん‐りゅう【還流】
1 蒸気となったものを冷却し、凝結させて再び液体としてもとに戻すこと。 2 (比喩的に)物事がもとの方向へ戻ること。「労働者が地方へ—する」
がさくさ‐りゅう【がさくさ流】
文字を粗雑に、また、まずく書くこと。また、そのように書いた筆跡。他人をあざけったり、また、自分でへりくだったりして言う場合などに用いる。「—の口上書き、読みかぬるは」〈浄・関八州繋馬〉
が‐りゅう【我流】
正統のやり方でなく、自分勝手なやり方。自己流。「花を—で生ける」
ガルバーニ‐でんりゅう【ガルバーニ電流】
定常電流のこと。
がんせつ‐りゅう【岩屑流】
岩石の破片、土壌、泥などが空気と混合して一気に斜面を流れ下る現象。山体崩壊に伴って発生する。流水と混合する土石流、高温の火山ガスと混合する火砕流と区別される。岩屑なだれ。
きしゅう‐りゅう【紀州流】
紀州で伝わり発達した泳法。岩倉流・小池流・能島(のじま)流など。紀州伝。
きた‐せきどうかいりゅう【北赤道海流】
赤道の北側を、東から西へ流れる海流。北東貿易風によって生じる。太平洋ではフィリピンの東方で二分し、その一方が北上して黒潮となる。
きた‐りゅう【喜多流】
能のシテ方の流派の一。喜多七大夫が興したもので、江戸初期、元和5年(1619)ごろに幕府から認められた新興の流派。
きとう‐りゅう【起倒流】
柔術の一流派。寛永年間(1624〜1644)茨木又左衛門俊房の創始。
きゅうしん‐りゅう【扱心流】
柔術の一派。江戸中期、近江(おうみ)の犬上郡兵衛永保の創始という。