あいす‐かげりゅう【愛洲陰流】
剣術の流派の一。室町中期に日向(ひゅうが)の愛洲移香(いこう)が創始。のち新陰流・柳生新陰流など多くの分派を生んだ。陰流。
あおんそく‐りゅう【亜音速流】
高速気流のうち、速度が音速未満のもの。
あすかい‐りゅう【飛鳥井流】
1 室町中期に飛鳥井雅親が開いた書道の流派。栄雅流。 2 鎌倉前期に飛鳥井雅経が開いた蹴鞠(けまり)の流派。
あねったい‐ジェットきりゅう【亜熱帯ジェット気流】
緯度30度付近で吹く強い西風。冬に強まり、南半球では夏は南緯45度付近に移動する。高緯度側で吹く寒帯前線ジェット気流に比べて変動が小さく安定している。
あらき‐りゅう【荒木流】
1 馬術の流派の一。室町末期の荒木元清を祖とする。 2 柔術の流派の一。室町末期の荒木無人斎秀縄(ひでつな)を祖とする。拳法・捕り手・居合・小具足などの術を含む。無人斎流。
AとうとBとうのごうりゅう【A党とB党の合流】
merger of [between] the A Party and the B Party
ありゅう【亜流】
1〔同じ流派の人〕a follower亜流の人々those in the same school2〔まねをする人〕an imitator;〔まねした物〕a poor imitation亜流の i...
あんりゅう【暗流】
I〔表面に現れない水流〕an undercurrentII〔外部に現れない動き〕金権政治の暗流に流されるbe pulled under by money politics
いさんのぎゃくりゅう【胃酸の逆流】
backflow of stomach acid
いちりゅう【一流】
1〔第一級〕一流のホテルa first-class hotel一流の劇作家a playwright of the first rank一流の建築家a topflight [《口》 topnotc...
いちりゅう【一流】
[共通する意味] ★程度や内容が高くすぐれていること。[英] high class〔grade〕[使い方]〔高級〕(名・形動)▽高級な内容の話▽高級車〔一流〕▽一流のレストラン▽一流大学〔ハイク...
かいりゅう【海流】
[共通する意味] ★海水の流れ。[英] a current[使い方]〔海流〕▽海流が変化して魚が増えた▽千島海流〔潮流〕▽満潮が過ぎて潮流の方向が変わる[使い分け]【1】「海流」は、風や海水の温...
かりゅう【下流】
[共通する意味] ★川の流れの下(しも)の方。[英] the downstream[使い方]〔下流〕▽いかだが下流まで流された〔川下〕▽魚を川下の網に追い込む〔川尻〕▽川尻で船を待つ[使い分け]...
きゅうりゅう【急流】
[共通する意味] ★川などの急な流れ。[英] a swift stream[使い方]〔急流〕▽釣り人が急流に押し流された〔奔流〕▽奔流岩をかむ〔激流〕▽激流に巻き込まれる〔濁流〕▽濁流にのまれる...
けいりゅう【渓流】
[共通する意味] ★谷あいを流れる川。[英] a mountain stream[使い方]〔谷川〕▽谷川に沿ったキャンプ場〔渓流〕▽渓流でイワナを釣る[使い分け]【1】両語とも、細くて急な流れで...
ずいはちくりゅう【随波逐流】
なんら自分の主張・考えもなく、ただ世の大勢に従うこと。波にしたがい流れを追いかけるという意から。▽「随波」は波にさからわず、波の流れのままになること。「逐流」も波の動きのままになること。「波なみに随したがい流ながれを逐おう」と訓読する。
そうせきちんりゅう【漱石枕流】
自分の失敗を認めず、屁理屈へりくつを並べて言い逃れをすること。負け惜しみの強いこと。▽「石に漱くちすすぎ流れに枕する」と常用され、夏目漱石の雅号「漱石」の由来として有名。「枕流漱石ちんりゅうそうせき」ともいう。
むてかつりゅう【無手勝流】
戦わずに、策略で相手に勝つこと。また、その方法。また、師伝によらず、自分で勝手にきめた流儀。自分勝手にやること。また、そのやり方。自己流。無手で勝つ流儀の意から。▽「無手」は手に武器・道具などを持たないこと。剣客塚原卜伝つかはらぼくでんが渡し舟の中で、武者修行者から真剣勝負をいどまれたとき、相手を小洲に上がらせ、自分は上がらずに竿さおで船を突き放し、「戦わず勝つ、これが無手勝流だ」と言って血気の勇を戒めた逸話から。
きしもと‐ゆずる【岸本由豆流】
[1788〜1846]江戸後期の国学者。江戸の人。通称、大隅。号は𣑊園(やまぶきその)。村田春海の門人で、古典の考証・注釈に努めた。著「土佐日記考証」「万葉集攷証」など。
ささき‐がんりゅう【佐々木巌流】
[?〜1612]江戸初期の剣客。通称、小次郎。越前の人といわれ、長刀による燕(つばめ)返しの剣法を発案。宮本武蔵と巌流島で闘い敗死。
しもこうべ‐ちょうりゅう【下河辺長流】
[1627〜1686]江戸前期の歌人・国学者。大和の人。歌道の伝統主義の打破を主張し、万葉集の注釈・研究に新風を示した。著「万葉集管見」「林葉累塵集」「晩花集」。
にしき‐ぶんりゅう【錦文流】
江戸中期の浮世草子・浄瑠璃作者、俳人。元禄から享保(1688〜1736)にかけて大坂で活躍。浄瑠璃「本海道虎石」、浮世草子「当世乙女織」など。生没年未詳。