だいご‐の‐さんりゅう【醍醐の三流】
真言宗の小野六流のうち、聖宝の孫弟子の定海・聖賢・賢覚を祖とする三宝院流・金剛王院流・理性院(りしょういん)流の総称。
だいご‐りゅう【醍醐流】
真言宗声明(しょうみょう)の一流派。醍醐寺の僧定遍の創始で、横笛の譜を基にしてその旋律を定めた。
だいし‐りゅう【大師流】
弘法大師空海を始祖とするという和様書道の一流派。室町末期に成立し、江戸初期ごろ大師流と称されるようになった。空海の書を誇張させた書風。
だく‐りゅう【濁流】
にごった水の、激しい流れ。
だんしつ‐きりゅう【暖湿気流】
⇒暖湿流
だんしつ‐りゅう【暖湿流】
暖かい湿った空気の流れ。日本では梅雨前線の時期や、台風または低気圧の通過に伴って南側から大気下層に暖湿流が流れ込み、豪雨の原因となる。しばしば舌状の形で進入するため、湿舌とも呼ばれる。湿暖流。暖...
だんな‐りゅう【檀那流】
檀那僧都覚運を祖とする天台宗の一学派。恵心流と共に恵檀二流と称された。
だん‐りゅう【暖流】
まわりの海水より温度の高い海流。塩分は高く、プランクトンは少ない。黒潮・対馬海流・メキシコ湾流など。⇔寒流。 [補説]作品名別項。→暖流
だんりゅう【暖流】
岸田国士の小説。昭和13年(1938)発表。病院の再建に尽くす人々の愛憎を描く。 吉村公三郎監督による映画の題名。昭和14年(1939)公開。「啓子の巻」「ぎんの巻」の2篇がある。出演、佐分...
ちこう‐りゅう【地衡流】
海水の水平方向の圧力と転向力(コリオリの力)がつりあっている流れ。地球規模で生じる海洋大循環などで見られる。また、大気の地衝流は地衡風と呼ばれる。