じゃっこう‐じょうど【寂光浄土】
「常寂光土(じょうじゃっこうど)」に同じ。
じょう‐ど【浄土】
1 仏語。一切の煩悩(ぼんのう)やけがれを離れた、清浄な国土。仏の住む世界。特に、阿弥陀仏の住む極楽浄土。西方浄土。「欣求(ごんぐ)—」⇔穢土(えど)。 2 「浄土宗」の略。
ねずみ‐じょうど【鼠浄土】
昔話の一。爺(じい)が落として転がった握り飯を追って穴へ入ると、鼠の国へ案内され、歓待されたうえに土産をもらって帰る。隣の爺がまねをして穴へ入り、猫の鳴き声をまねると穴が崩れて埋まってしまうとい...
みつごん‐じょうど【密厳浄土】
大日如来がいる浄土。大乗密厳経に説く、三密で荘厳された浄土で、密厳国・密厳仏国ともいう。真言宗では、このけがれた国土そのままが密厳仏国であると説く。
ももいろじょうど【桃色浄土】
坂東真砂子の長編小説。平成6年(1994)刊。
ゆいしん‐の‐じょうど【唯心の浄土】
仏語。一切の存在はすべて心の現れであるという見方から、浄土も自分自身の心の現れであり、心の中に存在するという考え。