あさつき‐なます【浅葱膾】
アサツキをゆで、貝のむき身などとともに酢味噌であえた科理。古来、3月3日の桃の節句に作る習わしがあった。
あさ‐づけ【浅漬(け)】
1 短時日漬けること。また、漬けた物。大根・なす・きゅうりなどを塩やぬかで漬け、生漬け・早漬け・一夜漬けなどともいう。 2 「べったら漬け」に同じ。
あさづけ‐いち【浅漬(け)市】
⇒べったら市
あさ‐で【浅手/浅傷】
軽い傷。うすで。⇔深手。
あさ‐なべ【浅鍋】
底の浅い土鍋。焙烙(ほうろく)。
あさの【浅野】
姓氏の一。 [補説]「浅野」姓の人物浅野総一郎(あさのそういちろう)浅野長勲(あさのながこと)浅野長矩(あさのながのり)浅野長政(あさのながまさ)浅野幸長(あさのよしなが)
あさ‐はか【浅はか】
[形動][文][ナリ] 1 思慮の足りないさま。「—な考え」「—にも口車に乗ってしまった」 2 空間的に奥行きの浅いさま。「—なる廂(ひさし)の軒は」〈源・夕霧〉 3 深みがなく、あっさりしてい...
あさは‐どり【浅羽鳥】
ホトトギスの別名。
あさ‐はなだ【浅縹】
1 薄い縹色。 2 養老の衣服令で、初位の人の袍(ほう)の色。
あさ‐ば【浅場】
1 岸の近くや川の瀬などで、水深の浅い場所。 2 カレイ科の海水魚。全長約30センチ。目のある側は紫褐色の地に白点が散在。北日本のやや深海にすみ、産卵期には浅場に集まってくる。食用。あさばがれい。