つきひ‐がい【月日貝/海鏡】
ツキヒガイ科の二枚貝。海の砂泥底にすむ。貝殻は円形で平たく、殻長約10センチ、表面は滑らかで光沢があり、左殻は赤橙色、右殻は淡黄白色。名はこれを太陽と月に見立てたもの。本州中部以南に分布。食用、...
つ‐なみ【津波/津浪/海嘯】
地震や海底火山の噴火などによって生じる非常に波長の長い波。海岸に近づくと急に波高を増し、港や湾内で異常に大きくなる。地震津波。→津波警報・注意報
つなみ‐じしん【津波地震】
体感する揺れや地震計で観測される震度が小さいにもかかわらず、大きな津波を引き起こす地震。明治29年(1896)の明治三陸沖地震や平成22年(2010)のスマトラ沖地震がこの種の地震だったと考えら...
つばいち【海柘榴市/椿市】
奈良県の三輪(みわ)山麓に開かれた古代の市(いち)。交通の要地で、歌垣(うたがき)も行われた。つばきのいち。つばきいち。
つばきいち【海柘榴市】
⇒つばいち
つばい‐もち【椿餅】
《「つばきもち」の音変化》唐菓子の一。餅の粉に甘葛(あまずら)をかけ、丸く固めて椿の葉2枚で包んだもの。つばいもちい。
つばい‐もちい【椿餅】
「つばいもち」に同じ。
つばき‐もも【椿桃】
⇒つばいもも
つばき【椿/山茶/海石榴】
1 ツバキ科の常緑高木。本州以南に自生するが、関東以北では海岸地帯に点在し、ヤブツバキともいう。高さ3〜7メートル。葉は楕円形で厚く、つやがある。春、赤い花をつける。花びらは5枚あり下部が合着し...
つばき‐あぶら【椿油】
椿の種子からとれる不乾性油。黄色っぽく、特有のにおいがある。食用油・髪油などにする。伊豆諸島や九州南部が主産地。