うん‐がい【雲外】
雲の外。また、空のはるか遠い所。雲上。「機影が—に消える」
うんさん‐むしょう【雲散霧消】
[名](スル)雲や霧が消えるときのように、あとかたもなく消えうせること。雲消霧散。「長年の計画があっけなく—する」
おお‐かた【大方】
[名] 1 物事や事柄の大体。大部分。あらかた。「—は理解できた」「給料の—が食費に消える」 2 普通の物事。世間一般。世間一般の人。「—のご希望に添いたい」 [副] 1 だいたい。大部分。...
かす・める【掠める】
[動マ下一][文]かす・む[マ下二] 1 すきをうかがって、すばやく盗む。「財布を—・める」 2 人の見ていないすきに、こっそり何かをする。「上役の目を—・めてサボる」 3 すれすれに通り過ぎる...
かつ‐ぜん【豁然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 視野が大きく開けるさま。「—として眼下に眺望が広がる」 2 心の迷いや疑いが消えるさま。「—として悟る」
きえ・す【消えす】
[動サ変]消える。死ぬ。多く打消しの助動詞「ず」を伴って用いる。「山隠れ—・せぬ雪のわびしきは君まつの葉にかかりてぞ降る」〈後撰・恋六〉
きえ‐やら‐ぬ【消え遣らぬ】
[連語]《動詞「き(消)ゆ」の連用形+補助動詞「や(遣)る」の未然形+打消しの助動詞「ず」の連体形》消えるはずのものがまだ消えないである。「まだ—山々の雪」
く【消】
[動カ下二]消える。「降り置ける雪の常夏にけずて渡るは」〈万・四〇〇四〉 「梅の花早くな散りそ雪はけぬとも」〈万・八四九〉 「立山の雪しくらしも」〈万・四〇二四〉 [補説]「消ゆ」に先行する上代...
くさば‐の‐つゆ【草葉の露】
草の葉に置く露がすぐ消えるところから、人の命などのはかないことのたとえ。「わが思ふ人は—なれやかくれば袖のまづそほつらむ」〈拾遺・恋二〉
けい‐こう【蛍光】
1 蛍の尾部から発する光。ほたる火。 2 ルミネセンスの一種。光あるいはX線・陰極線その他の放射線を当てられた物質から発する光あるいは放射線。当てるのをやめるとただちに消える。