ちゅうかソビエト‐きょうわこく【中華ソビエト共和国】
1931年、中国共産党が各地に成立していたソビエト政権の代表を江西省の瑞金に招集して設立した統一政権の正式国名。毛沢東を主席とした。実質的には1934年の長征の開始により消滅したが、名目上は19...
ちょう‐けし【帳消し】
1 帳面に記載しておく必要がなくなって棒線で消すこと。棒引き。 2 金銭などの貸借関係が消滅すること。債務が消えること。棒引き。「借金を—にする」 3 互いに差し引いて、損得がなくなること。ある...
ちょくれい‐は【直隷派】
中華民国初期の北洋軍閥の一。直隷省(河北省)出身の馮国璋(ふうこくしょう)・曹錕(そうこん)・呉佩孚(ごはいふ)らが中心。安徽派・奉天派を抑え、1920年には北京政府の実権をにぎったが、北伐軍に...
ちょちく‐ぎんこう【貯蓄銀行】
国民大衆の零細預金や定期積金を通じて資金を調達し、これを公共債に運用したり、住宅資金に貸し付けたりすることを主たる業務とした銀行。昭和18年(1943)以降は、普通銀行に転換したり吸収されたりし...
ちんぜい‐たんだい【鎮西探題】
鎌倉幕府の職名。永仁元年(1293)博多に置かれ、九州の御家人を統轄して、沿海防備・裁判・一般政務をつかさどった。鎌倉幕府滅亡とともに消滅。
つい‐しょうめつ【対消滅】
素粒子の反応で、素粒子とその反粒子とが合体して消滅し、光子または他の素粒子に転化する現象。粒子対消滅。→対生成
つい‐せいせい【対生成】
素粒子の反応で、素粒子とその反粒子が同時に生成される現象。光子から電子・陽電子対、陽子・反陽子対が生成されるなど。粒子対生成。→対消滅
つくばかい【筑波会】
俳句結社。明治29年(1896)、大野洒竹、笹川臨風、佐々醒雪らが中心となり結成。作品を「帝国文学」に掲載したため、帝国文学派ともよばれる。大正初期に自然消滅の形で解体。
ていしつ‐ぎげいいん【帝室技芸員】
明治23年(1890)に定められた制度で、皇室の美術・工芸品の制作をした美術家。終生勅任待遇として年金を与えられた。昭和19年(1944)以後消滅。
てき‐じょ【滌除】
1 洗いのぞくこと。 2 抵当権のついた不動産の所有権・地上権・永小作権を取得した第三者が、抵当権者に一定の金額を支払いまたは供託して抵当権を消滅させること。