しん‐ゆう【深憂】
大きな心配・悩み。深いうれえ。「唯寂然として、—の中に在りき」〈竜渓・経国美談〉
しん‐りょ【深慮】
深く考えをめぐらすこと。深い考え。深思。「遠謀—」⇔浅慮。
しん‐りん【深林】
樹木の生い茂った奥深い林。「露国の詩人は曽て—の中に坐して、死の影の我に迫るを覚えたと言ったが」〈独歩・空知川の岸辺〉
じ【慈】
[常用漢字] [音]ジ(呉) [訓]いつくしむ 1 いつくしむ。情けをかける。恵み深い。「慈愛・慈雨・慈善・慈悲・慈母/仁慈・大慈」 2 母のこと。「家慈」 [名のり]しげ・しげる・ちか・なり・...
じ‐あい【慈愛】
親が子供をいつくしみ、かわいがるような、深い愛情。「—に満ちる」
じ‐がん【慈顔】
慈悲深い顔。慈愛にみちた優しい顔つき。
じぎょう‐かご【地形籠】
河川工事の際、水の深い所に並べ置く籠。蛇籠の類。
じぐち‐づけ【地口付け】
江戸中期に流行した雑俳の一。地口に、それと関係の深い戯画を描き添えたもの。点者が秀作を選び、勝ちとする。
じ‐しん【慈心】
情け深い心。いつくしみの心。
じ‐しん【慈親】
愛情深い親。