欲(よく)の熊鷹(くまたか)股(また)を裂(さ)く
《熊鷹が、同時に2匹の猪(いのしし)につかみかかったが、猪はそれぞれ反対の方向に駆けだしたので、熊鷹の股が裂けたということから》あまり欲が深いと災いを招くというたとえ。
よく‐ふか【欲深】
[名・形動]《「よくぶか」とも》欲の深いこと。また、その人や、そのさま。「—な業者」
よく‐よく【翼翼】
[ト・タル][文][形動タリ]用心深いさま。慎重なさま。「—として勤める」「小心—」
よ‐ごもり【夜籠もり】
1 一晩中こもって神仏に祈ること。 2 夜が深いこと。深夜。「木の暗(くれ)の四月(うづき)し立てば—に鳴くほととぎす」〈万・四一六六〉
よ‐じょう【余情】
1 あとまで残っている、印象深いしみじみとした味わい。よせい。「旅の—にひたる」 2 詩歌などで、表現の外に感じられる趣。特に、和歌・連歌・俳諧などで尊重された。よせい。
よみ【読み】
1 文字・文章を読むこと。読む方法。「—、書き、そろばん」「斜め—」 2 (「訓み」とも書く)漢字・漢文に国語の読み方をあてること。訓。 3 人の心中や物事の成り行きを深く見通すこと。「—が深い...
よる‐の‐そこ【夜の底】
夜の深い闇をいう語。「—に姿を消す」
夜(よ)を籠(こ)・む
まだ夜が明けないでいる。夜がまだ深い。「—・めて竹の編み戸にたつ霧の晴ればやがてやあけむとすらむ」〈山家集・上〉
らく‐ぞり【楽剃り】
深い信仰心からではなく、軽い気持ちで剃髪(ていはつ)すること。「—や夕㒵(ゆふがほ)棚の下住居」〈七番日記〉
ラプエルタ‐デル‐ディアブロ【La Puerta del Diablo】
中央アメリカ、エルサルバドルの首都サンサルバドルの南東郊にある岩山。スペイン語で「悪魔の門」を意味し、二つの岩山に挟まれた深い谷に由来する。近隣のバルボア公園とともに景勝地として知られる。